今週のお題「読書の秋」。
今読んでいるのが故佐江衆一先生の『捨剣』です。
有名ではないですが杖術の創始者、夢想権之助の生涯を描いた時代小説です。
宮本武蔵に敗れ、対抗すべく杖術をあみ出した男の物語、フィクション要素満載でしょうが興味深い内容です。
自分は杖道をやっているのでその源流となる神道夢想流杖術については貪欲に知識を吸収してるつもりです。
最近ですがこの本に巡り合い、スローペースですが秋の夜長を楽しんでいます。
そして本日、作者の佐江衆一先生は去年他界されたことを知りました。
先生自身も杖術師範、剣道5段で同じ神奈川県で修行されてた武道家でした。
もちろん私などはお会いしておりませんが、まだまだこれからも活躍が期待されていただけに残念ですね。心して愛読させていただきます。